医師の働き方

臨床以外で医師が活躍できる方法

こんにちは。QOL派女医のおりめです。

臨床に携わる医師って多忙ですよね。

専門医資格を取得するための修業期間である専攻医の期間はもちろん、専門医資格を取ったら取ったで資格要件の維持のために多忙な毎日を送っていることでしょう。

臨床医として活躍されている先生方には本当に頭が上がりません。

医学部医学科を卒業した医師のほとんどが臨床医になっていく一方で、実際に医師として働き始めてから臨床が向いていないと気付いた医師の方もいらっしゃるでしょう。

そこで今回は臨床以外で医師が活躍できる分野についてお伝えします。

目次

臨床以外の分野

産業医

産業医とは、事業場において労働者の健康管理等について、専門的な立場から指導・助言を行う医師を言います。労働安全衛生法により、一定の規模の事業場には産業医の選任が義務付けられています。

日本医師会ホームページより抜粋

具体的には月に1回の職場巡視を行ったり、従業員に面接指導を行ったりします。

近年ではメンタルヘルスへのアプローチも求められています。

従業員と同じように週5日同じ職場で働く産業医を専属産業医といい、月に1回以上企業を訪問して上記のような業務をする嘱託産業医といい、主にこの二つの働き方が挙げられます。

認定産業医になることで仕事を請け負うことができますので、医師の方は早めに産業医資格を取っておくのが良いでしょう。

査定医

生命保険会社に勤務して保険加入者の審査や査定に携わります。

企業の勤務体系に則るため当直やオンコールはなく、ワークライフバランス志向の医師に人気です。

医系技官

医系技官とは、厚生労働省に所属して、医師免許を持つ専門的な立場から保健医療の制度づくりを行う技術系行政官です。

臨床医が目の前の患者さんひとりひとりに向き合うのに対し、医系技官は公衆衛生に携わり、制度づくりを通して多くの患者さんを救うことができます。

自由診療

自由診療は保険診療とは違い、公的医療保険の対象にならない医療分野です。

具体的には美容整形やレーシック手術などが挙げられます。

保険診療と比較してよりサービス業、接客業としての性質が強くなります。

収入は技術や評判に応じて上がっていくので、収入を上げたい方にはおすすめです。

まとめ 臨床以外でも医師として活躍できる

以上、一部ですが臨床以外の分野を挙げてみました。

臨床が向いていないから医師を辞める、というのはすごく勿体ないです。

初期研修を修了していれば以上のような選択肢も考えられますので、まずはゆっくり考えてみてください。

おりめ

ここまで読んでいただきありがとうございました!
それでは~

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ABOUT ME
おりめ
QOLを追及するゆるふわ女医。経済的自由を目指して資産運用を始めました。医師×お金×ライフスタイルをテーマに情報発信しています。好きなことは投資や効率化など、あらゆる手段で自身のQOLを上げることです。自分にも他人にも優しくありたい。