こんにちは。QOL派女医のおりめです。
何気なく手に取ったこの本、漫画のオムニバス形式になっており、悩める登場人物の課題をアドラー心理学の考えを基に解決に導くという内容になっています。
全8章のうち第2章の主人公が過去の自分と非常に似ていたので、自分の過去になぞらえながら振り返っていきたいと思います。
目次
第2章のあらすじ
バンドのライブと音楽フェスが生きがいの派遣社員・香織。上司の嫌味にも耐えつつ仕事を続けるが、ある時、体を壊してしまい―。
鈴木義也,緒方京子(2014)『アドラー 明日を変える心理学』あさ出版
3つのライフ・タスク
あらゆる悩みは、人間関係にまつわる3つの課題に集約される。
鈴木義也,緒方京子(2014)『アドラー 明日を変える心理学』あさ出版
アドラー心理学は「3つのライフ・タスクは仕事、交友、愛である」と説いています。
人間の抱える悩み事はだいたいこの3つに集約するとのこと。
バンドのライブが生きがいの全てだった過去の自分
私は半年ほどフリーター時々アルバイト生活をしていたことがあります。その時のことはこちらから読めます。
その半年の間にがっつりハマったバンドがありました。
ライブの日程に合わせてバイトを入れてライブのためにお金を使う日々。
急遽ライブが追加されたらまさかの勤務をキャンセル(!?)したり…とにかく生活の中心がライブでした。
このままじゃいけないと心のどこかで思っていた
自分の生活の全てをライブに注ぎ込むライフスタイルも楽しいしアリだとは思っていました。ファンの中にもそのくらい熱心な方もいました。
それと同時になんとなく、このままじゃいけないと心のどこかで思っていました。
当時は何がどうこのままじゃいけないのか分かりませんでしたが、この本を読んでやっと分かったというか、ストンとくるものがありました。
ライフ・タスクは人生における試金石
就職をしたことにより、生活の全てをライブに注ぎ込むライフスタイルは終わりを告げました。
しかし、半強制的にライブ中心のライフスタイルから離れられたのは結果的に良かったと思います。
バンドが嫌いになったとかでは無いのですが、それまでの自身のスタイルが分不相応だったのかなと思います。
人生の課題がライブの楽しさの追求に埋もれていたのかもね
鈴木義也,緒方京子(2014)『アドラー 明日を変える心理学』あさ出版
まさにその通りでした。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
それでは~