こんにちは。QOL派女医のおりめです。
先日職場の人と軽く議論になった、所謂「持ち家か賃貸か」論争。
なかなか面白かったので、どんな感じだったのかまとめてみたいと思います。
目次
持ち家派の意見
家賃を払うのが無駄
家賃って払っても自分のものにはならないし、何も残らないから無駄だと思わない?
まず真っ先に言っていたのがこちらでした。
なんでも、毎月目先の支払いが発生するのが嫌だそう。
ちなみにこの方は賃貸マンションに住んでおり、家賃や更新料を払う虚しさを感じているとのこと。
持ち家があると家賃は発生しないという理論ですね。
「所有」したい
小さくても良い、古くても良い。
自分だけの家が欲しい!
所有欲を満たすために家を買う、こちらに関しては自分の中にない感覚だったので、ただただ新鮮な気持ちで聞いていました。
それをモチベーションに日々頑張る人もいるんだというのが率直な感想でした。
賃貸派の意見(私の場合)
同僚が持ち家が欲しい理由として挙げていたのは上記の2つでした。
世間一般では他にも理由があるのでしょうが、ここでは割愛しておきます。
続いて賃貸派…もとい私の意見です。
私は学生時代からずっと賃貸で住んでいます。
持ち家は負債
持ち家を購入する場合、現金一括か〇〇年ローンを組むかのどちらかになると思います。
住宅ローンの金利は銀行によってまちまちですが、要は一括払いと比べてローンの方が余分に返済しなければなりません。
一括払いしたとしても家の価値は買った時がピークでそこからは下がる一方ですし、金融的な視点で言うと持ち家は負債です。
家賃の支払いが発生しないとしても、トータルで見れば持ち家と賃貸、どちらの支出の方が大きいでしょうか。
気軽に引っ越したい
以前、立地は便利だけど築30年程度の賃貸に住んでいたことがあるのですが、水回りのトラブルが相次いで発生したため退去したという経験があります。
その時の修理などの一切の費用は大家さん持ちで私の金銭的負担はなかったのですが、安心して水を使えないという状況はかなり心理的負担が大きく、大掛かりな工事になる前に次の家を見つけてすぐに引っ越しました。
このトラブルが自分の持ち家で起こったら…と考えるとなかなかホラーです。
また、理由がトラブルでないにしても、「景色に飽きたから引っ越そうかなあ」「古くなってきたから新しい家に住みたい」くらいの気軽さで引っ越しするというのもできます。賃貸ならではのメリットです。
実際楽
仮にもし家を買うとなった場合、できるだけ良い物件をできるだけ安く買いたいと思うんですよ。
そのためには徹底した調査が必要です。例えば
- どこに住むか
- 相場はいくらか
- リフォームが必要か
- 受けられる控除は何か
…などなど。
ぱっと思いつくものを書きましたが実際もっと調べるべきことはあるでしょう。
今後もし私が家を買うとしたらそれは不動産投資という意味合いが強いと思います。その時は徹底的に調べるでしょう。
しかし、自分が住むためだけにその調査をするのは、それこそ無駄に感じます。
家は時間が経てば経つほど価値が落ちていきます。要するに金銭面だけで言うと確実にマイナスになる買い物と言えます。
投資目的なら家賃収入として自分に返ってきますが、居住目的ならそのリターンもないし、ただただリスクだけ取っているように感じます。
賃貸で住むならその辺りのリスクや努力を必要としないので楽です。できるだけ楽に生きていくのが私のモットーですから。
まとめ
以上から、私自身は賃貸のメリットが持ち家のそれを大きく上回るのでずっと賃貸で暮らしていくと思います。
金銭面を重視して考えるとどうしても賃貸という結論になるし、自身のライフスタイルにも合っていると思っています。
お金だけでは測れない価値が限りなく上回った時に持ち家という結論になる…のかな?
お互い意見は平行線のまま議論は終わりましたが、改めて自身の人生計画を考えるきっかけになってよかったと思っています。持ち家派の意見も聞くことができましたし。
まあ今回軽く議論した相手も医師なので、その気になれば一括払いで家を買えちゃうのかもしれませんが。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
それでは~