こんにちは。QOL派女医のおりめです。
日本人は何かにつけて「頑張れ!」とか「頑張りましょう!」とか言いがちですが、私は昔から頑張るという言葉が苦手でした。
最近思うところがあったので、書き記してみたいと思います。
目次
頑張るとは何ぞや
「頑張る」とは何か、国語辞典によりますと、
①あることをなしとげようと、困難に耐えて努力する。 ②自分の意見を強く押し通す。我を張る。③ある場所を占めて、動こうとしない。
https://www.weblio.jp/
という意味だそうです。
日常でよく使われている「頑張る」と言葉はこのように存外激しい意味を持っているんですね。
つまり自分や他人に対して「困難に耐えましょう」だとか「我を通しましょう」と言ってるようなものなんですね。
それって、疲れませんか?
「頑張る」ではなく「淡々とこなす」
かといって努力が必要な場面は人生で何度も訪れることでしょう。例えば受験勉強や仕事など。
頑張らないというのは、それらを全くやらないという意味ではありません。
どうせやらなければならないなら、淡々とこなしていけばいいのです。頑張らなきゃと思うからしんどいのです。
必要なことをリストアップして、優先順位をつけて順番にこなしていく。これだけで十分です。そこに頑張りは必要ありません。
頑張らない生き方でいこう
今の日本の社会人は頑張りすぎる傾向にあるような気がします。
医師の世界では、頑張ろうと思えばいくらでも頑張れる環境があります。
例えば、日勤→当直(という名の夜勤)→日勤→家に帰ってもオンコールで呼び出し→日勤…という無限ループみたいな働き方だってあります。どう考えても人道的ではないですが、上司に「若いうちはこれくらい頑張らないとね」なんて言われることも珍しくはありません。
そういう働き方は、できる人がすればいいのです。できない人が無理して「頑張って」する必要はありません。
自分にできることを、淡々とこなせることを続けていくというのが、私が思う「頑張らない生き方」です。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
それでは~